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コラム

2022年05月15日

高齢者は骨折しやすい?

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若いうちはそれほど経験しない「骨折」も、年を重ねて高齢者になるとその確率が各段に上がります。
今回は高齢者がどうして骨折しやすいのか、また防ぐにはどうすれば良いのかなどを解説していきますね。

高齢者が骨折しやすい理由
高齢者と呼ばれる年齢になると、どうしても筋力や運動能力が低下します。
ちょっとした段差などでも転倒する可能性が高く、防御するための筋力も低下しているため、転倒によるダメージを大きく受けてしまいます。
さらに骨がもろくなっていると骨が折れやすく、回復も遅れると言われています。

■骨折しやすい場所
高齢者が骨折しやすいのは、主に以下のような部分です。
・背骨
・足(付け根など)
・手首
■骨折を防ぐには?
骨折を防ぐには、まず「転びにくい環境づくり」を目指してください。
床のコードや段差などを極力減らし、階段には手すりをつけていただくと良いでしょう。
また、万が一転倒しても骨折しにくい体を作るための工夫は、日常生活でもできます。
カルシウムやその吸収に必要なビタミンDを含む食品を積極的に摂ったり、適切な運動を行えば骨を鍛えることができます。
こうした取り組みは介護施設でも行っていますので、ご質問がある方はぜひ気軽にお尋ねください。
株式会社共生でも、高齢者の骨折を防ぐためのプログラムを数多く行っています。

▼まとめ
高齢になると気力が低下しやすく、一度骨折をして体が動かなくなるとそのまま寝たきりになってしまうこともあります。
いつまでも健康な体を維持するためにも、普段から骨折を防ぐための工夫をしっかり取り入れていきましょう。

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